発音でTOEICに差をつける!
昨年2013年度のTOEICの受験者数は過去最高になったそうです。
なんと258万人が受験をしているとのこと。
CEPIOの生徒さんの中でもTOEICを継続的に受験するかたがたくさんいらっしゃいます!
Exams Start… Now / shinealight
今日は発音をTOEICに活かすという視点でブログを書いてみようと思います。
■発音ができるとリスニング力もあがる
TOEICにはリーディングとリスニング部門に分かれます。
発音は、リスニングのパートで力を発揮します。
発音ができるようになると、なぜリスニングができるようになるのか?
それは、自分の中に音を区別する基準・柱ができるからです。
France / Ile-de-France / Yvelines / Versailles / Domaine de Madame Elisabeth / Clioeos
■リスニングが難しいのは・・・
英語と日本語はいろいろなポイントで違いがありますが
大きな特徴の一つに、音の数の差があげられます。
母音だけで考えてみても、
英語の母音は日本語の母音の約3倍(辞書によってはそれ以上!)。
日本では、残念ながら中学・高校・そして自分たちで勉強をするようになってからも
その音一つ一つについて、違いを明確に学ぶ機会がほとんどありません。
日本語のあ、い、う、え、おの母音をなんとかそれらしくあてはめてその場をしのいでいる状況、
英語をしっかり学んでいる人でも、それまでの経験でなんとなく「これかな?」と予想を付けているのが現状です。
questions / rodaniel
知らない音、馴染みのない音だらけの英語の音をききとっていくのは大変です。
そのため、字でみると簡単にわかる単語やフレーズでも
いざネイティブスピーカーが話しているのをきくと
????となってしまうのです。
■ 音が聞き取れるようになると
自分の知らない音は聞き取りにとても苦労します。
分からない音の単語は、その前後の語彙や状況から判断をするしかありません。
推測に余計な体力を使ってしまうのです。
発音の練習をして、自ら音の出し方の違いがわかると、
もちろん音と音の違いも聞き取れるようになります。
音をそのまま聞き取れるようになると
聞き取った音から、その語彙を予想できるようになります。
(逆にいうと、意味の分からない単語でも、
その発音の仕方だけはわかる、ということもあります^^)
音を味方に、ヒントにすることもできるようになるのです。
■ 満点を取っていても・・
発音を学ぶ前、私はTOEICのリスニングで満点を取ることもありましたが、
それでも「楽に聞けている」という感覚はあまりありませんでした。
それは、前後の関係で推測をしつつ、知識を総動員しながら一生懸命ヒントをさがしながら
会話を聞いていたからだと思います。
発音を学んでからは、音がそのまま言葉として内容をつれてきてくれるような感覚に変わりました。
すれ違いざまに街を行きかう外国人の話し声も、意識しなくても雑音ではなく、意味をもった人の会話として耳に聞こえてきます。
Norisa1
これは大きな変化でした。
「もっと早くから発音をしていたら、むだなエネルギーを費やさなくてよかったのに!」
こう思うこともしばしばです。
そんな、リスニングに大きな結果を発揮する発音ですが、
意外と見落としがちな
試験をうけるために気を付けなければならないポイントがあります。
次回はそのポイントについて書いていきたいと思います。
話す・聞くが楽になる英語発音レッスン
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