英語の資格試験・独学とスクール、どっちがいいの?
「英語の試験を受けたいんだけど、やっぱり学校に通うしかないのかなあ。」
ときどき質問をいただきます。
私も英語に取り組んで十数年、まだまだすることばっかり、勉強中ですが
今までの道のりをくる中で感じてきたことを書きたいと思います。
■ それぞれの特徴や良さを最大限に活かす
私は独学を基本に英語を取り組んできましたが
英検1級の受験対策と、発音については講座やスクール(サポートシステムの充実した通信講座含)に通って対策や方法を学びました。
両方を経験してみて、
「独学には独学の、スクールにはスクールの良さがある。」ということに気が付きました。
あたりまえですが^^;
でも、その特徴や良さをきちんと知って、それを最大限に活かすことが何より大事だと思うのです。
■ スクールに通うことのメリット
スクールに通って感じた良さを書いてみたいと思います。
Law School / Tulane Public Relations
私が感じた魅力は
- モチベーションが上がる。
- 先生に、聞きたいことがいつでも質問できる。
- 遠回りをせず、必要な情報がピンポイントで得られる。
- 独学で勉強や練習していると陥りがちな、自分の癖を見つけられる。(間違った癖を続けることによってさらに強い枷が付くことも避けられる。)
- 弱点を克服するための具体的なアドバイスがもらえる。
- (クラス形式の講座であれば)志を同じくする仲間ができる。
- 先生方の具体的な経験談や失敗談がきける。
- 次回のレッスンまでにすることが明確になり、さぼったり、「何から手を付けていいかわからない。」という不安がなくなる。
こういったことでしょうか。
それと、私の場合は、英語や発音に関してはもちろん、人間的にも目標にしたいと思える素晴らしい先生方に出会えたことで「こんな風になりたい!」と目標ができたことも何よりありがたいことでした。
資格試験とは外れますが、発音に関しては(私の場合はですが)未知の分野でしたので、そのことを知っていらっしゃる先生、客観的な意見なしの独学は難しかったかと思います。
■ スクールに通う際の注意点
でも、ここは注意!
スクールに通っているからといってそれだけで満足し安心しては、逆効果になります。
英会話学校で教えていた時、週に一回その場でだけ勉強をする人と、
その他の6日間もきちんと勉強する人では資格試験の場合、その差は歴然でした。
週に1回1時間、その場で問題集をといたり、または声に出して練習しても、そこでできることはとても限られています。
「そこで学んだことを、のこりの日にちでどう消化するか。どうやって自分のものにしていくか。」
これが実は一番大切なことだと思うのです。
そのためのペースメーカーのようなつもりで、スクールを利用されるといいのではないでしょうか。
■ 独学の特徴や良さ
147-365 (Year 7) School’s out ! / ♔ Georgie R
次に独学をしてみて、良かった点を挙げてみたいと思います。
・何より費用がかからない
・自分のペースで勉強できる
・スクールなど指定された場所に通う必要がない
・自分の苦手分野など、やりたいことに集中をして勉強できる
こんな感じでしょうか。
費用がかからないということはやはり大きいですね^^
何から何までスクールで教えてもらわなくても
できることもあると思うのです。
自分の力で勉強できる範囲のものに関してまでスクールに通い、
その費用のためにアルバイトをしてヘトヘト・・という状況になってしまうくらいなら
私はその分の時間を独学にあてた方が賢いと思います。
でも、以下のようなデメリットには要注意です。
独学は孤独がつきもの。また自分のレベルや必要なことを客観的に見る力も必要になると思います。
■ 独学での注意点
スクールのメリットの反対を考えるとわかりやすいかもしれません。
以下の点には気をつけ、できるだけ対策を練りましょう。
・周囲に進捗状況を確かめてくれる人がいないので中途半端な勉強に陥りがち。
・モチベーションが保ちにくい。
・自分に適したことをしているのか、自分には何が必要なのか正確な判断を誤ると
時間を無駄にしてします。
・わからないことをプロや仲間に質問することができず、すべて自分で解決しなければならない。
それぞれのメリット、デメリットを知って、うまく使い分けられることが理想ですね。
英語発音インストラクター 日野ゆう子
京都・滋賀 話す・聞くが楽になる英語発音レッスン
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