発音学習-リスニングと発音、先に効果がでるのはどっち!?
「発音のレッスンをしてから、リスニングが楽になってきました!」
というお話をよく聞きます。
私自身も発音のレッスンを受けてから、
「あれ?聞き取りが楽になっている!」
と気付く瞬間がたびたびありました。
■ なぜそうなるのか、がきちんと分かる
レッスンでは
母音、子音の音のそれぞれを一つずつしっかり体得していきます。
その段階で、自分で音を出せるようたくさん練習します。
fill/feel
hurt/heart
see/she
bout/vote
rice/lice
これはもちろんほんの一部ですが
良く取り上げられる区別がしにくいこんな母音や子音も
一つ一つ音の出し方をマスターしていくので
どう違うのか、何が違うのか
自分の中で明確になります。
■ たまたま goodでは意味がない
ネイティブの方とお話をしていて、発音がうまくできないとき
何度か繰り返し、その中の一つの音を「そうそう、その音」
と言ってもらえることが以前はよくありました。
でも、そんな時はたいてい、何となくパターンを変えて試してみているだけで
自分の中でどこをはっきり変えていっているかわかっていないのです。
だからgoodといわれても、どこがgoodなのかわからなくて、
しまいには「そのgoodの音ってどんなんだっけ?」と
自分の中でも忘れる始末。
次回ははじめからまた音探しの旅に出なければなりません。
■自分の中に軸ができてくる
発音に取り組んだことで、自分の中に軸のようなものができてきます。
言い直すのでも、自分がどこを変えて言い直しているか自分ではっきりわかって言えるようになってきたのです。
「あれ、こっちの音じゃなかったか、じゃあこの発音の方かな?」などなど
■軸ができると聞き分けも楽になる
軸ができる=自分の中に明確な基準ができているわけですから
聞き分けるのもとても楽になります。
see/she と聞いたときにはっきり違いが分かるようになるわけです。
個人差はありますが
発音のレッスンを受けると、リスニングの方に早く効果が出る方が多いようです。
私の場合も、自分で発音するよりもまず聞く方が楽になりました。
とにかく発音をよくしたい、その一心だったのでリスニングの力もついてきたことは
うれしい誤算でした!
(聞く方が労力が少ないですものね^^;)
■さらに楽しく
さらにステップを踏み、リンキングや、音の省略や同化の仕組みなどの段階のレッスンになると
「そうだったのか!」とネイティブの話す英語のしくみの謎がクリアになり、
ますます聞くのが楽しくなりました。
リスニングも発音も相互作用で伸びていくので、TOEICや英検といった試験対策はもちろん、
英語でコミュニケーションをとるのが楽しくなりますよ!
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