英会話は早口では話すといい?リズムの感覚の違いとは?:京都四条烏丸の伝わる英語・英会話のための発音レッスン

こんにちは!日野ゆう子です。

ネイティブスピーカーの英語を聞いていると「早口だなあ」「早くてとても聞き取れない」と思うことはありませんか?

逆に「とにかく早口で話せば英語らしくなる」とスピードだけを重視して話をしていませんか。(私もかつてそう思っていました。)

確かにネイティブの話す英語にはスピード感があります。

でもだからといって「とにかく早口」で話しても英語の話し方にはなりません。スピードはあくまでスピード。個人によっても差はありますし、状況によっても変わります。

英語らしさはスピードではなく、リズムの感覚を身に着けることが大切です。

日本語と英語ではリズムの取り方が変わります。二つの言葉にはどんなリズムの感覚の違いがあるのか、見ていきましょう。

 

日本語ベースにすると、1つの音だと感じる単位が増えます。

両者の違いには音節の考え方が影響します。音節とは基本的には母音のまとまりがいくつあるかで考えます。

例えば  important という単語。

★英語では im・por・tant と3音節に区切られ発音されます。(基本的には一つの音節に一つの母音が含まれます。)

★日本語ベースの読み方をすると イン・ポー・タン・トと4拍での発音になります。

ネイティブスピーカーが手を3回たたいている間に、日本語ベースの英語では4回手をたたくイメージですね。

例えばbikeという単語。

★英語では bike は1音節と考えられます。(スペルでなく、音で考えます。真ん中のaIは二重母音で一つのセットと考えます。)

★日本語では バ・イ・ク 3拍での発音になります。

ネイティブスピーカーが手を1回たたいている間に、日本語ベースの英語はでは3回手をたたかなければいけないようなイメージです。

リズムの取り方が違います。

手のたたき方の違いは回数だけでなく、間隔の違いにも表れます。

先ほどの important という単語。

★英語では im・por・tant と3音節に区切られ、3回手をたたく。リズムのとりかたは、アクセント部分が長く、それ以外が短くなります。

この場合アクセントはporにくるので2番目が長くなり他が短くなります。

言葉で表すと タ・タ―・タ という感じです。

★日本語ベースの読み方をすると イン・ポー・タン・トと4拍での発音になります。リズムの取り方はどれも同じになります。

言葉で表すと タン・タン・タン・タンという感じです。

日本語ベースの英語のまま早口で話すとどうなるの?

本来その単語をとらえるために期待している数よりも多い手拍子が、ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・・・・と同じ調子でひっきりなしに聞こえてくる。

私たちとしてはスピードを出すことで伝わりやすさが上がれば、という努力からのものですが、残念ながらそのように話された英語はさらに聞きにくく理解しにくい英語として聞こえてしまいます。

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単語の音をきいたときには音節の数を気にしてみてください。ネイティブ発音の音がどのようなリズムで聞こえるか、手を打って確認してみるのもとてもよい勉強になると思います。

慣れ親しんだ日本語ベースのリズムの感覚を英語のものに変えるには「意識をして」「癖になるまで練習する」ことが大切です。

当教室のレッスンでは発音トレーニングを通して英語の音のとらえ方やリズムの感覚、そして個々の発音の仕方を身に着けていただけるよう進めます。
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