洋画がもっと身近に!?(発音とリスニングの関係)
「字幕なしで映画を楽しみたい!」
これを目標に英語を学んでいる方も多いかもしれません。
私は洋画ファンではないのですが、
それでも字幕なしで英語を見たいなあ、という希望はいつでも心の奥底に持ってきたような気がします。
私が発音を習ったのは自分の口からでる発音をなおしたいという気持ちからだったのですが、
でもレッスンを受けるにしたがって 「あれ?」といううれしいおまけもついてきたのです。
■ 発音を学んでついてきたうれしいおまけ
それはリスニングの力が付いたことです。
私はTOEICのテスト・リスニングパートは得意な方で、スコアは出るのですが
それでも、もちろんそれは一語のこらずすべて聞けているということではありません。
映画を見ると???聞けない箇所もたくさんあります。
一説によると、英検1級の方でも、洋画を理解できる割合は50%だそうです。
もちろん、英検1級にはそれより上の級がありませんから、レベルの高い方に関しては、当然もっと聴ける割合は増えてきますので、全員が50%の理解度ということでは決してないですが。。
これは口語表現など、独特なものが多く、それが分かっていないことも理由だと思います。(わたしも、頑張って学ばなければなりません!!)
そんなことで、私も例外にもれず、長い間、洋画は「見るのは大好きだけれど、わからない個所もたくさんでてくる。」という状態でした。
■ 映画の聞き取りがすごく楽になってきた
でも、発音のレッスンを受け、しばらくすると、洋画の聞き取りがすごく楽になったことに気が付いたのです。
これにはどんな変化がおきているのか、自分なりに考えてみました。
たとえば、
Count in dairy goods (日常雑貨を扱う)という口語表現ですが、
以前はこの口語表現を知っているから、早口で言われていてもその部分を聞き取れる(想像することができる)
という感じだったのですが
今は
まず、この部分の音が聞こえてきて、そのうえで個々の部分の口語表現を知っているか
という風に感覚が変わっていることに気が付いたのです。
まとめると・・
以前→その言い回しをしっているから、その英文が聞こえる。(その言い回しをしらないと、英文自体も聞けない。)
今 →その言い回しをしっているか、いないかにかかわらず、その英文が聞こえるようになってきた。(その言い回しを知らなくても、英文自体は聞こえる。)
レッスンを担当していて
生徒さんにもリスニングをしていただく機会がありますが上記のような場面によく出会います。
音としてはとれていても内容の単語を知らない、意味がわからないので??となるような機会です。
その場合は意味の仕込みをすれば次回からは意味も伴って音をとれるようになります。
こういったストックを増やしていくとドラマや映画もそのまま楽しめる割合が増えてきます。
英語発音インストラクター 日野ゆう子
話す・聞くが楽になる英語発音レッスン
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